映画「SING」を英語のみで鑑賞。10回見てみて英語力はどれくらい上がるか?
ちなみに僕の現在の英語の実力は、中学英語も怪しい感じのレベルです。
最終目標は、英語を日本語字幕なしで見れるようになることなので、
今回はまずその一歩。試してみます。
様々な英語の学習法でも言われていますが「日本語で意味を調べて覚えていくと、頭の中で毎回日本語変換してしまい、いつまでも話せるようにならない」ということらしいので、今回は日本語音声、日本語字幕は一切見ずに勉強してみます。
それでは、早速映画SINGを使って英語の勉強をしてみます。
ちなみに僕は映画の「SING」自体は初見です。
結果だけ知りたい方は、目次から【映画「SING」を10回みて英語の勉強 まとめ】をクリックしてください。
<SINGで英語の勉強!10回の鑑賞内容と結果>
<SINGで英語の勉強 視聴1回目>
まずは、とりあえず自分の実力の確認を込めて、「英語音声」「字幕なし」で視聴していきます。
結果と気づき
ストーリーの大筋は理解できました。これはアニメーション映画だからだと思います。かなり前に、ドラマ「フレンズ」を「英語音声」「字幕なしで」で見たことがありましたが、ストーリーすらも全然把握できなくあきらめてしまったことがありました。この点はアニメーションでよかったと感じました。映画自体を楽しめました。
リスニングに関して、これはほとんど聞き取れませんでした。全体の1%程度も聞き取れず。聞きとれたポイントとしては「awesome」や「get back home」等知っている単語が出てきた時で、結局、単語を覚えていくことが、大事だなと感じました。
引き続き2回目視聴に進みます。
<SINGで英語の勉強 視聴2回目>
「英語音声」「英語字幕あり」で視聴していきます。
結果と気づき
やっぱり相変わらず英語の聞き取りはできませんが、下にでている英語字幕を見ることで知っている単語もあり、字幕を通して理解できる部分はありました。ただ文章が長いと理解不能です。例えば、ムーンのセリフ「What did you say?」は聞き取れるけど、「Now,you’ll notice each list also includes my costume and performance suggestions.」なんかは、ぜんぜん聞き取れないし、意味が全く分かりません。字幕を見たところで、早すぎるし、言っている内容が全然分かりません。字幕を見ながらセリフを理解していくのは無理なんじゃないか?
<SINGで英語の勉強 視聴3回目>
今回は、再び「英語音声」「英語字幕なし」で視聴していきます。
3回目の視聴の前に、ネット検索でたまたま見つけた動画で、「赤ちゃんの様に学んでいくことが大事」といっていたので、意味が分からなくても赤ちゃんの様に、ただシチュエーションと、聞いた音のみで学んでいく方法を取り入れます。英語字幕は当然なしです。
結果と気づき
今まで、聞き取れなかったセリフが少し、聞き取れるようになっています。耳が慣れてきているのかな?単語の意味を知っているセリフは2回目よりも聞き取れていました。あと知っている単語はシチュエーションでなんとなく、理解ができていると思います。それでも全体の5%程度。
ゴリラのジョニーのセリフで「I can make it」ってところがあって、そこはちゃんと聞き取れましたが、頭の中で文字に置き換えて日本語に変えて意味を理解しているということに気づきました。そもそもこれがよくないのかな?
このまま字幕付きでの学習はしばらくはやめて、英語音声のみで挑戦していきます。
引き続き英語音声、英語字幕なしを続けていきます。
<SINGで英語の勉強 視聴4回目>
「英語音声」「英語字幕なし」で視聴していきます。
ここから先は、これを続けていこうと思います。
例の、「浴びるように英語を聞く」ということの実践です。
結果と気づき
少しずつ聞き取れる箇所が増えてきている気がします。
あとなんとなくわかってきたこととして女性の声は聞き取りやすく感じる。でも低い声のセリフが聞き取りにくい、ジョニーのお父さんや、マイクの声が特に。
<SINGで英語の勉強 視聴5~7回目>
「英語音声」「英語字幕なし」で視聴していきます。
結果と気づき
とにかくたくさん聞こうと思い、ここまで英語音声のみでで視聴しましたが、あまり進展がないような気がして、不安になってきました。これ以上、セリフを聞き取れて、理解できるようになる気がしない。次回はちょっと視聴方法をアレンジします。
<SINGで英語の勉強 視聴8回目>
「英語音声」「英語字幕なし」で視聴していきます。ただし今回から新しく、映画のセリフ一言毎に、自分でも同じようにしゃべってみます。セリフ自体の意味は分からないので、なんとなく聞こえた音を声に出して言いながら視聴していきます。
結果と気づき
自分で声に出すことで、意外とそれまで聞き取れなかったセリフの単語が聞き取れることがあった。これは意外だった。実際に自分で声に出してしゃべるには、何を言っているか音をしっかり聞き取る必要があるので、より一層映画に集中してみることになったからかと思います。
<SINGで英語の勉強 視聴9回目>
「英語音声」「英語字幕なし」で視聴していきます。8回目と同様に、セリフ毎に自分でも同じようにしゃべって視聴してみました。
結果と気づき
8回目よりも、聞き取れるポイントが増えている気がします。ただ、聞き取れる単語が、正解かがわからないので、ここを確認する必要があると思いました。次は答え合わせもかねて、英語字幕を入れて挑戦してみます。
<SINGで英語の勉強 視聴10回目>
「英語音声」「英語字幕あり」で視聴していきます。今回は、今まで聞こえてきたセリフの単語や、口に出してしゃべった言葉が合っているかかどうか確認も込めて、英語の字幕で見てみました。
結果と気づき
心配した通り自分の思っていた単語と違うところがたくさんありました。例えば、「stagehint」と思っていた部分が、実際は「stagehand」だったり、「afraid」と思って聞いていたところが、「a fright」だったり。やっぱり確認は必要なんだと気づかされます。シチュエーション的にも、afraidであっていると思っていたのに。やっぱりリスニングは難しいと感じました。
映画「SING」を10回みて英語の勉強 まとめ
今回、「SING」を題材に同じ映画を10回みてみましたが、結果としてはリスニング力ほんの少しだけついたかなといった感じです。大きく英語のレベルが上がったという感じは感じられませんでした。やり方もあるかもしれませんが…。
単語力…アニメのシチュエーションで、単語を覚えられるようになるかもと、ちょっと期待していましたが、そううまくはいきませんでした。10回の視聴を通して新しく覚えられた単語は2,3程度。今回は赤ちゃんの様に学ぶを意識していたので、辞書で調べるという行為をしませんでした。もっと覚えるにやっぱり辞書で調べることは必要だと感じました。それとももっと見続けていれば見れるようになるのかな?
リスニング力…ちょっとは上がったかもしれませんが、ほとんどリスニング力は上がっていませんでした。最後の10回目の字幕付きの確認作業の時点で、自分が聞き取って理解していた単語と、実際の映画のセリフの単語が合っていなかったこと、これがすべてを語っています。結局、リスニング力がまだまだ全然足りない…。今回の聞き間違えの経験を踏まえると、まず真っ先にフォニックスをまず学ぶ必要があると思いました。
また、短いセリフはまだ意味が分かるところもあるが、長いセリフになると全然理解できなくなってくる。なんとなくのシチュエーションで理解しているつもりでも、実際は微妙に意味が違っていると思われる点が多々ありました。このあたりも何か手を打つ必要がある気がします。
教材として…映画「Sing」で英語の勉強は総じてやりやすいと思います。音楽が多いので、適度に息抜きができる点がGoodでした。あと、単純に最新POPが多いので、楽しみながら学習できます。
総じてまだまだ、映画を日本語字幕なしですべて理解するのは難しいと思いました。もっともっと、浴びるようにたくさんの英語を聞く必要があるのかな?
今回の大きな収穫は、自分のレベルが確認できたところかなと思います。あまりにも低レベルなのを再認識しました。引き続き英語の勉強はしていきますが、映画「Sing」は少し飽きてきたので、一旦別の映画でも同じように挑戦してみたいです。あと一度リスニング力を強化する為、フォニックスの勉強をしていきたいと思います。
おまけ 映画「SING」のあらすじ
さて、SINGをもし見ていない方がいたら、SINGはこんな感じの物語です。
ただ、経営難で財政状況が厳しい。もっと昔の様に活気のある劇場を取り戻したいと考えるムーンは、「歌のコンテスト」の開催という、起死回生案を思いつく。コンテストの優勝者には「10万円を進呈」を1番の目玉として!しかしアシスタントのミス・クローリーがPRチラシ作成時に、賞金の桁を間違えて入力。「優勝者には1,000万円を進呈」と書かれたチラシをばらまいてしまっていた。それに気づいたのはオーディションを開始した後だった。今更引き返せない、いったいどうなるのか?
これはコアラのムーンと歌が上手な動物たちの、歌って笑える物語。
こんな感じです。もしよかったら是非!最近のPOPミュージック満載の大人も子供も楽しめる、ミニオンで知られるイルミネーション制作の映画です!!
10回見た僕も、ラストの歌のステージには、やっぱりテンションが上がります!お子さんいましたら、きっと一緒に踊りだすこと間違いなし!


